ビニールクロスについて
日本古来の壁材といえば、土壁、漆喰、じゅらくと
いったものがありますが、戦後の高度経済成長と共
に日本の家づくりは大きく変わっていきました。
急激な経済成長に対応すべく、「プレハブ住宅」と
いう柱にパネルを落とし込んで、仕上げにビニール
で作られた壁紙(ビニールクロス)をつかった住宅
が沢山建設されました。
とにかく、早く、コストは安くといった感じに。
ビニールクロスは安価で、張替えも容易にでき、
家の隙間を埋めることも出来るため、冬暖かいお家
として、普及してきました。
ところが、快適なはずのお家の中で病気になる人が
続出します。
喘息、アトピーなどなど。
ビニールクロスで囲われたお家は湿気の逃げ場がな
くなり、結露から、カビが発生、カビを餌とするダ
ニなどが原因とされています。
シックハウス症候群という言葉も出てきました。
2003年、国はお家の中の空気を2時間に入れ替
えるよう、24時間換気扇の設置を義務化しました。
続きは次回のブログをよろしくお願いいたします。
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